きょうもいいてんきっ♪♪♪
日々の想いを此処に。…これがわたしこれもワタシ想いを感情を書き綴っています …なるたけ前向きに 笑 ちなみに此処はR-18デスハイそこのお子ちゃま回れ右ッ!
2013/11/01 Fri.
『スピットファイア』といぅ名前 そのネーミングセンス(笑)。
2013/11/19 Tue.
閑話休題 ヒコーキの話。【訂正アリ】


一世を風靡した(?)F-117 通称ナイトホーク(夜鷹)。 今回はコレのお話
F (ファイター/戦闘)の表記がるけれど実はコレF ではなくB (ボマー/爆撃)だったり。
此処訂正。Fはファイター Bはボマーです厳密にいぅとF-117はA(アタック/攻撃)です。
機体によってはF/Aが在ったり 例えばF/A -18


コレね
この機体の特徴はなんといってもその直線的なシルエット。この機体には曲線というものが有りません 曲線のない理由は反射、敵から発信されるレーダーを祓うためにこの直線的なシルエットになったのです
…もっとも現在では

B-2をエスコートするF -117
設計された時代でこんなにもデザインが違うデス。F -117が設計された時代にはなかった理論と実際、それが反映されたのがB -2なのです
デザインのチガイでこうも変わるシルエット


機体が実戦配備されたのは70に満たないです その理由は操縦性の不安定さからきています。
コンピューター制御でフォローはされていても操縦するのはパイロット。その不評も退役が早かった理由のひとつ。
操縦性が悪いのに戦闘ができるワケがなく この機体には自衛用の武器が在りません 故にこの機体が運用されたのはほとんどが夜間。だから"ナイトホーク"なのです

フライパスするF -117。機体中央の長方形のソレが弾庫です 機体先端の棒状のモノはアンテナ。

内部構造図です エンジンを吊るメインフレーム以外は実は木製。何故に木製なのかと言えば木はレーダーを吸収するからデス。反射させたり吸収したり その当時考え付く限りの知恵が反映されてます

直線構造だからムダに面積が大きいのもこの機体の特徴のひとつ
…もぅいいや 書き捨て(笑)
閑話休題。
2014/01/21 Tue.
上陸攻撃、島嶼防衛。
守ること その手段は攻撃となんらカワリナク。
さくっと島嶼防衛、攻撃の話です
防衛省は先頃《島嶼防衛に特化した部隊を編成する》と公式に発表しました …ので
海兵隊の話でもと← や、たぶん性格的にコウナルとオモッテ
《島嶼攻撃のコマンド・ルーチン》
島嶼攻撃は艦艇からの砲撃、航空機の対地攻撃で始まりますそりゃもぅバカスカと←
砲撃は時にある地点から外側に向かって拡がって行われます"ある地点から"ソコが上陸地点でもあります
敵の脅威を軽減するために。
艦艇からの砲撃は敵陣ソノモノの破壊と連絡手段の撹乱を。 航空機は敵兵力の拡散、殲滅を
その間に海兵隊(上陸部隊)はヘリ/兵員 LCAC/車輌等で進みます


左はハリアーⅡ 右はシーコブラ 共に海兵隊の装備です 海兵隊は陸上 航空兵力を持っています


兵員輸送の要《シーナイト》と《オスプレイ》。 上陸作戦には素早さが求められます何故かって?
モタモタしてると撃ち落とされるからデスヨ?

水陸両用車輌です 輸送艦から直接上陸するための車輌、輸送車輌も兼ねてます。機銃装備タイプとグレネードランチャー装備タイプがあります グレネードとは擲弾、つまり手榴弾のコトです 手榴弾を打ち出す機関銃それがグレネードランチャーでし。


LCAC その他の車輌、装備を運びます戦車とかナンやら。
《装備》

主力戦車。これが真っ先に展開されます。理由はその防御力。 拠点防御にも戦車は効果があります …逆も然り。



偵察車輌その他。 ある程度の防御力を持っています

遠距離攻撃の要、榴弾砲
後は基本、陸上兵力の装備に準じます 時に海外展開をする海兵隊らしい装備です
海兵隊の攻撃ルーチンを知る事。それによって防衛する側の装備も自ずと理解できるとオモウです 某竹島、彼処は防御するには不適です 防御するなら海上兵力で。 でも
先ずは外交をもっとしっかりと それから。
拠点防御には予想される敵兵力の1/3は必要。もっとも多い事に越したことはないのですがさて それだけの装備、何処から調達するのかな?
2014/11/25 Tue.
今日はオヤスミ(笑)。
。。。 だから潜水艦ネタで引っ張ろうかと

日本が 自衛隊が世界に誇るディーゼル機関の潜水艦です
※: この潜水艦にはAPI(非大気依存)エンジンも搭載されてます
… 潜水艦って云うけどこれってじつわ"潜水艦"でなくて"可潜艦"、なんです
なんでか。それは
息が切れるから (笑)
ディーゼル機関は酸素を必要とします 酸素を補給するためには海面に
浮上しないとイケナイ その意味で "潜水モデケル艦テスヨ" なのね
原子力潜水艦 これが《 現時点での真の意味での潜水艦 》なのです

ロシアの攻撃型原子力潜水艦 略して攻撃原潜。

アメリカの戦略型原子力潜水艦 略して戦略原潜。
食糧と乗組員の忍耐が続くかぎり何時までも潜ったまま行動できる それが
原子力潜水艦なのです 実際は運用スケジュールの関係上、そんなに長期間
の行動はナイっす
※ 戦略原潜の乗組員はひとつの艦にゴールドとブルー ふたつのチームが編成されてます
◆

胴体の2/3 は普段見えないからこうしてみると巨大です

艦内CIC(発令所)海中に潜む潜水艦は昼間は白、夜間は赤の灯火で時間を示している
狭い艦内 外にも出れずしかもミエナイ だからだね
映画の演出はチト的はずれ (笑)。

艦橋のあっぷ 手前の先端が菱形なのが潜望鏡 奥にあるのは水上レーダー
右に有るのがアンテナです
浮上してるのでシュノーケルは見えてません ちなみに
潜水艦に限らず海上で行動中の戦闘艦は作戦行動中以外は国旗を掲げるのが
ルールなのね

。。。 これ、機密にギリギリセーフ?
なにが機密に値するかというと蓋の厚さが機密になるのです
素材の厚さ = 最大深度(潜れる深さのコト)がある程度解ってしまうからです
何てコトのナイ 何気ない写真が機密の漏れる原因となったり。

朝礼の様子。 旗が上がってお仕事開始 旗が降りて1日の勤務が終わります
… 日直以外はね
潜水艦は乗組員にとっての家でもあります 因って母港に居るときも基本
潜水艦での寝泊まりになります これは護衛艦乗組員も同じ。
… とーぜん外に下宿を持ってたり。結婚してる隊員はモニョ。

潜水艦とそれを助ける救難艦。 けど区割りはヒトククリに護衛艦 (笑)

魚雷装填の様子。
( とりま此処まで )
ひまつぶし
2014/12/11 Thu.
っ C-2とかナントカ。
川崎重工 C-1/C-2戦術輸送機
着陸態勢に入るC-2

世界中に輸送機は数あれどハイレートができるソレは少ないハイレートクライム《垂直上昇》
輸送機がハイレートするコトに意味はないけどできるコトに意味があるw

これはC-1の発生型EC-1 EはエレクトロニクスのE 電子戦専用機です

アメリカ海軍のEA-6 電子戦攻撃機です
《 捕捉 》 運用形態
Cはカーゴ(輸送)を指す
Aはattack (攻撃)
Fはfighter (戦闘)
F/Aはその両方を兼ねる
Bはbomb (爆撃)
Pはpatrol (哨戒)
Uはuniversal (汎用)
RはRecon (偵察)
Oはovserve (観測)
目的に合った機体を其々目的に用いる場合、目的/機体型番を表記する例えば
AC-130は輸送機改造のガンシップ《 局地攻撃機 》

20㍉40㍉機関砲を積んでます
OA-10は攻撃機改造の《 前線観測機 》

基本 改造は無し
RF-4は戦闘機改造の《 強行偵察機 》

機関砲を外してカメラを載せてます
P-3Cは輸送機を改造した《 哨戒機 》

機体前方に魚雷を 後方に投下式対潜ソナーを載せてます
… こんな感じ。

ランウェイ ランディングタキシング。

テイクオフ
そして
機密の少ない(… ってか ナイ・笑 )コレを欲しがる国は多いですなにより実績においては国内よりも海外の専門家の評価が高かったC-1。その後継機C-2

最大離陸距離はおよそ500㍍ 最大着陸距離は600㍍。つまりSTOL(短距離離着陸機)
地方の短い滑走路での運用に適してたり
C-1が敢えて航続距離を抑えて配備されたのは周辺国に配慮した結果。 岐阜を中心に沖縄から北海道迄を行動範囲としていますつまり《沖縄から北海道までは飛べない》
C-2はそこを外して設計されました当然ペイロード(貨物室)の拡大と機動性の更なる向上を

新明和飛行挺US-2

US-1 これも海外の評価が高いです『 救難挺として是非欲しい 』という国は数多く
US-2 その後継機。
滑走路を持てない離島への輸送、負傷者の搬送など平和利用に役立ちます
こういった技術の輸出、わたしはおおいに歓迎したいとオモウです
。。。潜水艦? ダメよぉダメ駄目www
これは機密のカタマリ。だからダメ駄目
。。。。。。川崎らぶ❤(コレが言いたかったダケ)
2015/03/25 Wed.
【再掲】《輸送艦》その戦術、戦略。
サクッと更新 ついでに改題(笑)。

先日広島沖で民間の釣り船と衝突した護衛艦『おおすみ』。
たぶん今回の海難事故の非は釣り船にある筈。…とはいえ、交通事故と同じく片方が停止(停船)していない限り100 : 0 はあり得なくて
動作の遅い大型の艦と動作の機敏な小型のプレジャーボート 進行方向が同じなら譲るべきは小型船舶なのです 理由は機敏さに由ります。
『おおすみ』の左舷後ろよりに衝突の跡、つまりそういうコトです。プレジャーボートはこの場合『おおすみ』 に対してスピードを上げて前に出るか舵を左にとり距離を置くか他の船舶に対して距離を置く それを怠ったと。
追い越しておいて減速 結果衝突したとわたしの妄想。 報道機関によっては《おおすみ》がボートを煽ったと在るけどナイないっ(笑) そこまで機敏じゃナイです
だけど護衛艦に於いては通常は2名からのワッチ(見張り員)がいます。 ワッチのいるその意味 その責任は免れません
…ソレはさておき
艦番LSTー 4001 艦種:輸送艦
基準排水量 : 8900t 満載排水量 : 13.000t 輸送部隊員330と同じ規模の車輌等を搭載可能
海上自衛隊の艦は全て護衛艦と ヒトククリにされていてワケわかんないとオモウ人もいるかと(笑)
輸送艦にも種類がありまして。この『おおすみ』は《海沖から陸に戦力を運ぶ》を主眼に置いています。輸送手段はヘリコプタ-と高速挺(LCAC)です。人員はヘリで 車輌はLCAC で。
陸上戦力を運ぶための艦、それが輸送艦です
ちなみに《おおすみ》をはじめとする輸送艦の名前は半島からきています《護衛艦における命名令》。

艦尾にあるランプドア この奥にLCAC が2挺 縦列に並んで在ります

…で。これがLCAC です
ホバークラフトのひとつ かなーりデカイです

艦内での様子。手前(艦尾)から車輌を詰めていきます

艦内から艦上に車輌を揚げるリフト。 大型車輌は1輌、小型なら2輌載せられます
LCAC 。敵からの砲撃の届かない距離から船と陸を往復します1度に大量の戦力を運ぶとなると足が遅く被弾損失率も大きくなります 迎撃をかわしながら損失も少なく そのための高速挺なのです

車輌積載の様子。通常は桟橋からランプドアから積載します

入ってすぐの床にターンテーブルが在ります 艦内で切り返す必要のないように
少しでも多くの車輌を載せるために

輸送人員のための就寝スペース セマイです 当たり前、だけど
輸送業務に従事しないときはどぅなんだろ? ちょっと不思議っ
災害派遣時 この艦が活躍しました。 戦闘目的の艦が災害時に於いてはとても有効な存在になります
それにしても輸送艦と戦闘艦、どちらも護衛艦 ヤヤコシイ(笑)。
輸送艦、その性格から兵装はナイに等しいです 艦橋の前後に在るCIWS くらい?もっとも
新型の輸送艦『いづも』は個艦防御兵装としてミサイルを積んでます
◆
輸送艦の種類

『ゆら』型輸送艦です艦尾の錨に注意。
かなり小型の輸送艦で『あつみ』型輸送艦がすべて退役した後、離島輸送業務はこの艦が担っていたけれど このタイプも先ほど退役しましたあー勿体ない
この種類の輸送艦はビーチングが前提になってます ビーチングとは砂浜に乗り上げて人員、車輌を下ろす事を指します


《 ゆら型 》ビーチングの様子。 こっちが《 あつみ型 》
離岸するときは 沖に落とした錨を巻き上げて その為に艦尾に錨が在ったり。
今時、ビーチングを前提とする輸送艦はこのゆら型くらいなモノ。でもコレって災害時にはとても有用だとオモウノね

アメリカ軍(MSC:アメリカ軍事海上輸送指令部 海軍籍ではナイ)の車輌運搬船 車輌運搬に特化した船ですツマリ人員は運びません戦車だのトラックだのトレーラーだの 陸と陸とを結ぶ船です
このテの輸送船は有事の際、戦地から離れた港を利用します 艦でなく船なのです
間違っても下の艦と行動を共にするコトはありません有り得ません 戦術が違うからです

アメリカ海軍の最新鋭の輸送艦『サン・アントニオ』級です ヘリコプタ-の運用を限定《LCAC による資材(車輌その他)輸送を主眼》としている強襲揚陸艦(LHD)です

同じくアメリカ海軍『ホイットビーアイランド』級です。 『サン・アントニオ』と並びこれらの艦はドック型揚陸艦と呼ばれてます

同じくアメリカ海軍の『ワスプ』級強襲揚陸艦(LHA)です コレも輸送艦。 上のLHD とのとの違いは《航空輸送(つまり人員を優先》しているコトです故の空母型です
輸送挺≧航空機 これがLHD 。輸送挺≦航空機 それがLHAです
ツマリ 航空装備と輸送挺に依る輸送を前提とする艦 それが強襲揚陸艦です。 強襲揚陸 それは敵地最前列に《強引に我の陣地を確保する》ための戦術です もっとも、上陸寸前まで味方の支援艦砲撃と航空攻撃(コレはAV-8:ハリアー2など) があってできる戦術です。

揚陸指揮艦『ブルー・リッジ』LCCー19
この艦の役割は揚陸指揮。つまり揚陸作戦に際しての全ての参加部隊(陸海空軍)を一元化するための施設艦です
陸海空部隊全てを指揮する関係上、その通信手段のアンテナの電波干渉を抑えるためにフラットな空母型になってます
LCCー19『ブルー・リッジ』は横須賀に LCCー20はイタリアはガエーダを母港として 其々第7艦隊第6艦隊の旗艦を勤めてます
その性格上、揚陸任務就く機会はほとんどナく けど揚陸部隊約700名分のスペースとその為の小型揚陸挺を5隻を搭載してます。
◆
《おおすみ》その他海上自衛隊の輸送艦は他の国のソレと違ってその機能はきわめて限定的なのです そもそもそういった強襲揚陸戦術を意図して造ったワケでなくあくまで輸送、その手段としてのコレ、なのです
《おおすみ》の甲板、知らないヒトはハリアーなどその気になればジェットの運用も出来ると想っているけどそれはむり甲板の構造がまったくチガウから。 強度 対熱処置を施されていません
…わたしの主観。 護衛艦《おおすみ》ってLHA の型をしてるけど?中身ってLED だよねー(笑)。

ンで。今回海上自衛隊に引き渡される《 護衛艦"いづも" 》の艦内配置図です 中国がコレを空母だと騒ぐけど何処が空母なのと ?(ーー;) ワケワカラン

↑
空母とその他輸送艦との比較です 意味はないデス。(笑)
つづくかも 終わるかも?
[ 2014/01/21 ]
。。。あ。コレも輸送艦だったよ

護衛艦『しらせ』AGBー5003
文部科学省の予算で建造。海上幕僚監部《南極観測支援班》がその行動計画を
横須賀地方隊が運用を担っています
国立極地研究所・地域観測隊の輸送と研究支援が任務です
自衛隊が運用する艦船で最大クラス …でした(現在最大の艦船は『いづも』)
護衛艦『しらせ』 護衛艦『いづも』
基準排水量 : 12.500 19.500 t
満載排水量 : 18.000 27.000 t
2015/03/25 Wed.
空母 あれコレ。
流れ的にはコメントネタなんだけど

西側、アメリカの代表的な空母
ンで。

東側、代表的なロシア空… 厳密には重航空巡洋艦
どちらもパッと見空母 だけどその性格はマッタクちがったり
そんな話。

アメリカ空母の平均的な空母の配置図です 視て分かるようにほぼ全て飛行機の倉庫です
… 倉庫ってw
アメリカ空母の特徴は艦自体に個艦攻撃兵器がナイことです 在るのは個艦防御兵器のみ

対してロシア空母です カラーの画像ではその存在は認められませんが艦首にミサイル
のサイロが埋め込まれています その他にも巡洋艦並みな兵器を装備 …ってか巡洋艦w
何故に巡洋艦と名乗ってるかというとロシアの軍港は黒海に在って。そこから地中海
に出るにはボスポラス海峡を通らなければいけないのだけど空母の通行は 条約に由っ
て禁止されてるのです だからコレは空母でなくてあくまで巡洋艦、とソンナワケ。
先端が反り上がっているのは離陸する飛行機の揚力を上げるため。 イギリスの軽空母も
このタイプ。
アメリカ空母のようにカタパルトを装備してません ってかカタパルト その維持に手間
が掛かるシロモノだったり。
カタパルトの動力は蒸気。ボイラーで炊いた蒸気を使っています … つまりカタパルト
を使えば使えうほどフネの動力が削がれていくと云うこと。 空母は艦の速力を上げて飛
行機の離陸速度をサポートしてます使えば使うほどにそのジレンマが通常動力艦の限界
アメリカ空母は全て原子力タービンなので動力に余裕があるのです

ちなみにコレはインドに売却された同じく重航空巡洋艦"アドミラルゴ
ルシコフ" 艦首のミサイルサイロは撤去されて下と同じになりました
インド海軍艦名"ヴィクラマディチャ"

コッチは中国の民間に払い下げられてそれを海軍が購入した(!)空母
中国海軍艦名"遼寧" ロシア海軍艦名は重航空巡洋艦"ワリヤーグ"
だから搭載する航空機はアメリカのソレに比べてとても少なく。搭載面積はおよそ1/3
何故かというと運用思想がアメリカのソレとはマッタクちがうから
運用思想の違い …これについてはとてもディープになるので割愛させていただきます
ってなワケでとてーもハンパなエントリでし。(爆っ)
2017/03/15 Wed.
空中給油の話 (ぼちぼち加筆予定)

Sー3バイキングから補給を受けるEAー6プラウラ
Sー3は対潜水艦情報収集/哨戒機 爆装の代わりに燃料タンクを装備
EAー6は攻撃機改修の電子戦特化型攻撃機

L字型の構造物がプローブです
アメリカ海軍の"攻撃機から給油"を受ける僚機
給油する側の機体は通称タンカーと呼ばれる
此処での給油方式は "ドローグ = プローブ"式


KCー135から補給を受けるFー16 サレる側からとスル側からの画像
KCー135は空中給油専用機
"空中給油機から補給"を受ける戦闘機
こちらの給油は"ブーム = ダイレクト"
通常タンカー役の機体が攻撃自体に参加する事はない
※ 以下詳しく知りたければウィキペディア《空中給油》を参照のコト
空中給油を行う意味は
哨戒に於いては "行動時間の効率=維持"
戦闘攻撃に於いては "航続距離の延伸"
に尽きるです

距離を保つKCー135とBー52 位置調整するのはスル側
僚機から補給を受けるBー52戦略爆撃機。 はるか離れた基地
から作戦行動する戦略爆撃機には燃料補給は絶対に必要な
のね 裏を返せば燃費補給の手段が確立したからこその機体
故に爆装最大最優先に離陸する …上で補給すれば良いから

目視で位置調整するOP 技術が必要なのです
大型の機体のほとんどはプローブを装備していません機体
上部に在るリセクタブル(給油口)に直接差し込みます だか
ら大抵ブーム式。 利点はプローブ=ドローグ式に比べ "短時
間に大量に効率よく"補給ができるに在るです
補給作業中の機体は身動きがとれないのでとても脆弱なの

同じくダイレクト式のBー1戦略爆撃機 大型の機体の給油口
は大概機体前 及び中上部位に在るです

プローブを装備したUHー60 機体の両脇に在る
ミサイルみたいのが増槽つまり燃料タンク

C(M)Hー47特殊作戦仕様チヌーク 胴の膨らみが燃料タンク
空中給油とかとかw
2018/12/23 Sun.
【 再掲の2】タメにならないお話。その続き【補備修正稿】
今回はレーダーの話。


護衛艦"あきづき" OPS-14対空レーダー と 陸上、車輌展開型の三次元レーダー
…で こーミエる

情報を読み解くにはセンスと慣れが必要。

…レーダーの役割が《眼》である以上その目的によって様々な種類が発生しました、が レーダーの正体が電波である以上 電波法によって厳しく規制がされています …テケトーに造って載せればイイ ってワケにはいかないのです(笑)。
電波。書いて字のごとく波があります《波長》といいますがその特長特性によって《見えやすい》《見えない》があります。よってその目的によって様々な種類がひとつのフネに載っている場合があります。その最たるモノが軍艦、戦闘艦です。
基本的に戦闘艦の載せているレーダーは
三次元レーダー(海中以外すべて) OPS-12/24 SPY_1D SPS-52
対水上レーダー(浮かんでいるモノを探知) OPS-09/17/18/28/39 ZPS-06
対空中レーダー(飛んでいるモノを探知) OPS-11/14
水中ソナー (潜んでいるモノを探知。使われるのは電波でなく音波)
※ミサイル誘導と射撃指揮、航海レーダーは割愛
もちろん正体が戦闘艦である以上、その内のレーダーひとつが故障または破壊されたからといって役に立たなくなるなんてコトはなくレーダーは(ある程度)互いを補完的に運用することもあります。因みにレーダーを指して《電探機》、ソナーを指して《聴音器》と呼びます。
◆
『…なら、ひとつのレーダーで足りるんじゃね?』
もちろんレーダーのその特長によって《精度》も変わりますから精度性能を追求する戦闘艦は現時点での最高のレーダーを載せているワケです
レーダー/ソナー。 その捉える原理は《山登りでやるアレ》そのものです。ヤッホー…と 声を出すと戻ってくるアレ。
モノに当たって返ってきたそれを《1次:方向》《2次:距離》《3次:高さ》で表します。この3次元的に解析を行うために今までは2つのレーダーを《縦振り》と《横振り》で行っていたのです。縦振りは固定、横振りは回転。 …それをひとつのレーダーで行えるようになったのがドップラーレーダー(以下:D.R )です。

イージス艦のはしり アメリカ海軍のミサイル巡洋艦『タイコンデロガ』です。
スプルーアンス級駆逐艦の船体 ! に強引に仕立てた上部構造物。復元性に難アリ。
この頃はまだ《ステルス》の概念がきわめて限定的。 故にゴツイです … でも。
わたし的には好きなデザインだったり
ステルスについてはまた今度 (笑)
現時点での最高のレーダー。それはイージス・システムに組み込まれている D.R その1種《フェイズド・アレイ・レーダー : SPY-1D》です。
《SPYー》の最高といわれる所以は
《波長を変えられる》 これは索敵する対象を変えられると云う事。
《指向性が変えられる》これは索敵する方向の固定が出来ると云う事。
《強弱を変えられる》 これは索敵する範囲を変えることが出来ると云う事。
※:捕捉…この利点はムダな電波を出して敵に探知されることを防ぐ事も出来ると云う事でもあります
この3点に尽きると思います。だって極端な話《ひとつ有れば事が足りる》から。対水上・空間に於いてはコレひとつで足りるんです。乱暴過ぎましたが外れてはナイはず。
『あたご型』護衛艦です『こんごう型』との違いはヘリの格納庫が在るコト。

下に在る『こんごう型 』と構造物のレイアウトの違いに注意。


こっちは『あたご型』 こっちが『こんごう型』
では何故にイージス艦には4面にSPYが置かれているのか?
イージス艦が建造された目的が《多方向からの同時飽和攻撃に対処する》からです。詳しくはWikipedia なりGoogle先生に聞いてください(笑)。
1面だけでもかなりの精度が見込めるSPYですが、さすがに面の真後ろまでは捜査精度はよろしくなく。それに1面が使用不可能になっても3面が活きていれば《性能を保持》出来る 極論ですが 破壊さえされなければ敵に正面を向いていれば1面だけでも良いのです。
『…じゃあナンですべてのフネに載せないの?』。
戦闘艦には種類があって、主に排水量(フネの重さのコト)によって分類され そのフネのサイズによって載せられる武器(兵装といいます)にも限りがあってフネの性格が決められます。
駆逐艦
巡洋艦
今は概ねこのふたつ。もっとも中には巡洋艦クラスの駆逐艦も有ったりでかなりアヤフヤ(笑)。あと

空母(航空機母艦:SPY 初期型を載せていたのはエンタープライズ。他はD.R )

強襲揚陸艦・揚陸指揮艦

弾道ミサイル観測艦
砲弾、ミサイルが攻撃のための武器ならばレーダーはさしずめ防御のための武器と言えます。


護衛艦"くらま" これはOPS-12型DR 護衛艦"たかなみ" OPS-24型DR
下掲 マスト・トップに在るSPS-52 コレもD.Lです現在護衛艦では都合3種類(OPS-12、24 SPS-52)のドップラー・レーダー(三次元レーダー)が使われています

護衛艦"はたかぜ " 載せているのは SPS-52 米海軍制式兵器です 昭和48年に採用。
後部マストの黒いのはOPS-11対空レーダーです
『 こんごう型護衛艦 』艦橋構造物を後ろから俯瞰する

艦橋構造物 8角形がレーダ。いずれも前艦橋構造物に組み込まれてます
赤く 丸いのは救助用の浮き輪です
レーダの上、白く丸いのは衛星通信装置。その1段上に在るチッコいの
はサーチライト。 捜したり 時にコレでモールス信号を打ったり。
そのまた上に在る函状はECM(電子的欺瞞装置)。
排煙装置後ろ 丸いパラボラがミサイル誘導装置で前にひとつ後ろに2つ
在ります
その下、ふたつの構造体はヘリコプターの着艦誘導装置です
左舷、筒状の構造物はハープーン対艦ミサイル 白の構造物は個艦防御の
CIWS(自律防御装置)です。
排煙装置構造物には排煙冷却目的のフィンが付いてます何故に冷却する
かと言うと熱追尾兵器からのリスクを減らすため。
◆
『…すべてのフネに載せないのは何故?』 この疑問。その答え。
メッチャ電機を喰らうから。アツくなるから
場所を取るからッ!。 (←真実) 冷却装置が必要、つまり重くなるからです。
…あと、とてつもなく高価だからというのもアルです。
予算の関係もあって、おいそれと載っけるワケにはいかず当然、最新の艦艇から載せているワケです。
イージス・システムに組み込まれている Fa.R はともかく、個の単位で載せている D.R は有ります。此処5-6年の間に就役したフネには D.R が載っています。
レーダーの特性。 例えるなら《虫取アミの網目》。そう、思っていただければと。
網目を通らない虫が対象物。網目が細かければこまかい程、精度がイイ。補完の幅も拡がると云うこと。

各地に置かれている J-SPF 5B/C 通称『ガメラレーダ』(笑)
コレも三次元レーダーです 日本の防空を担っています
因みに水中ソナーの一部と潜水艦の通信システムには《長波・長長波》が使われています。理由は遠くまで電波が届くから。 空中から放たれた電波が海中深くに届くからです。
電波とは眼であり耳であり情報伝達の手段として欠かせません。…因みにGPS 。コレも元は軍用として開発されたモノです。インターネットも然り。
◇◆◇
軍艦以外でも D.R は活躍しています。その最たるモノは《気象観測》です。気象観測に何故に使われているのか。その理由は《3次元的にモノにを捉える》事が出来るからです。

《地上0㍍から上空〇㌔㍍まで。 限定空域から広範囲まで しかも立体化して見る、探る事が出来る》
勿論、これはレーダーだけではムリな話でスーパーコンピュータとデータの蓄積が有って初めて発揮されているのです。…まあ、そうは言っても判断するのはヒトであり、ハズれることも多々有りますが(笑)。データ自体はウソはつきません。
『レーダーが当てられた。それが判る理由が答えてない』
通常の電波は発せられた場所から八方に拡がっていきます《波紋のように》。 対して射撃用レーダーはその特長に《収束》があります。例えるならレーザーのように狙うべきモノに向けられる電波はエネルギーを発します。そのエネルギーを感知するアンテナが軍艦には載せられているのです
そもそも。《宣戦布告》をしていない・されてもいない時点で射撃レーダーの照射を受ける。…これは戦争を始めるにあたっての国際的な取り決め(条約?)違反です。
バカバカしいかもしれませんが勝手に戦争を始めるコトの無いように取り決めというのがアルのです(笑)。
◆
電波の話からは離れるけれど。戦闘艦に於いて武器、弾薬以外の殆どはヒトでいう《眼、耳、口 足》の電装で占められています。特に上構露天部はその装備で占められています。
眼はレーダー、ソナー。耳、口は通信システム。 足は動力。
意外かも知れませんがイマドキの戦闘艦は通常の通信機器の他にオプティカル、レーザー、デジタルのラインで繋がっています。日本のイージス艦には司令塔の役目と艦隊防空の任務があり、その隷下の戦闘群の武器、弾薬の振り分け、効果的な運用を担っています。故にイージス艦の装備には《 》があります。仲間の放ったミサイルをコントロールする装備です。コレがあって初めて《多方向からの同時飽和攻撃に対処する》集団戦闘が出来るようになったのです。
持ちうる最強の武器と最高の《盾》 …この盾を指してイージス(ギリシア神話にある武の女神アテナの持つ盾)と呼びます。
『役立たないお話』。コレでおしまい …ちなみに《このテの》レーダーのまえで30分もいると
イタくないし ソコにたってるだけのカンタンな方法デス(笑)。 ナニがナンだか。
…やりチンになりたいヒトはどうぞ(笑)。
[2013/02/08]
2018/12/28 Fri.
《 対潜哨戒機 》
哨 戒
P-1対潜哨戒機 Pはパトロールを指す

海に囲まれた日本。領海と排他的経済水域を合わせると管理(という守り)
面積はとても膨大。
周辺国と直に領土領海を接していない分それほど侵略的不安はナイけれど
海の守りが海上自衛隊の任務。けど自衛隊の持つ海上戦力の主たる艦船だ
けでこの海域全てを哨戒するには無理がある 故の航空戦力。
P-1は初の国産哨戒機 P-3Cの後継機として2001年に予算計上と同時に契約、
開発研究開始 2007年に試作機が 2012年に量産機がロールアウト。2013年
から実戦配備となりました。
機体はP-3Cと同程度 これは海上自衛隊の要求と将来顧客となりうる合衆
国海軍の要求を考慮した結果。磁気探知装置(MAD)は装備しない(搭載は可)
。巡航速度と巡航距離 どちらも改善が図られP-3Cと比べて機体数は少なく
ても哨戒ルーチンの悪化は避けられてる との事。
哨戒機なれど攻撃兵装を持つは当たり前。敵性潜水艦探知の為の装備は機
体後部 機首下部の弾庫には対潜爆弾(爆雷)と魚雷が 翼下には対艦誘導弾と
対地/対艦巡航ミサイルが装備可能。
投下型音響探知機(通称:ソナーブイ)は搭載数はP-3Cが48発P-1は38発。
誘導弾/巡航ミサイル等の搭載量はP-3Cの倍の最大8発。
P-1対潜哨戒機 緒元 機体性能
乗員 11名 最大速度 996㎞/h(538ノット)
全長(機体) 38.0㍍. 巡航速度 833㎞/h(450ノット)
全高(尾翼) 12.1㍍ 航続距離. 8000㎞
翼幅 35.4㍍ 実用限界高度 13.520m
離陸重量(最大) 79.700㎏
動力/推力 6.120㎏×4
最大速度がこれ程に高いのは多分に今回の案件を予想したからだとオモワレる
レシプロ機だったらおそらく現場到着を待たずして相手に逃げられたかも
2019/02/03 Sun.
【時事】U-2s 高高度偵察機
2019/02/03 Sun.
っ 偵察機が現役の理由と無人偵察機
至近距離から情報を得られる からに他ならない

偵察衛星の類いはだいたいは上空500㎞前後に存在する(それ以下だ
と不具合があるのだろうからこの距離だとオモウです)。

対して偵察機の類いはどんなに距離が離れても精々25~30km+ 強行
偵察だと限りなく0kmに近くなる。対象物の動きで "何してるのかが
予想できる"のも有人偵察の強味だったり。
つまり
衛星がどんなに性能の良い機材を積んでも物理的距離には勝てない
って事。

とはいえ。
偵察行為とはその殆どが秘密裏に行う事から危険なミッションである
無人偵察機

無人偵察機RQ-4 グローバルホークと呼ばれる機体
RQ-4(B)緒元
全長 13.52m 乾燥重量 6.710kg
全幅 35.42m 最大重量. 12.111kg
全高. 4.65m 巡航速度. M(マッハ)0.6km
. 実用高度. 19.800km
. 航続距離 22.779km
無人偵察機の長所 : 人的損失が発生しない
短所 : 機動性の悪さ = 機体損失の高さ
長所と短所は裏オモテ 無人偵察機はラジオコントロール。故に機体と操
縦者は離れている(場合によっては地球を半周とか?)。
モニタから情報を受けて判断し操作して。反応するまでの時間差が機
体損失のすべて。つまり撃墜による損失比率が高い
.
2020/01/27 Mon.
自衛隊を支える装備: 音紋(情報)収集艦
海上自衛隊に於ける戦闘行動は水上に限らない。近年は潜水艦の静粛化がいちじるし
くその情報収集は防衛の観点からも重大事だったり。
その情報収集を担うのが音紋情報収集艦。日本近海の水上、水面下に潜む艦挺(敵味方
民間船舶問わず)の音紋の収集を任務とする。



情報収集艦"響/ひびき" 低速直進安定性を得る為の双胴型船体が特徴。
低速直進安定性を突き詰めた結果装備する長大な曳航ソナーの格納設備と居住性が
格段に上がったのは隊員にとっても良いこと。攻撃及び防御兵装を持たない艦なの
で空いたスペースには菜園だのジム等が。
長期に渡って任務遂行する艦に在って"ある程度野菜が賄える" のはとても大事。
曳航ソナー格納設備の上はまるっとヘリの着艦区画となりまして操艦設備は艦橋に
集約。居住区画は戦闘艦に比べてかなり広く長期の任務に耐えられる仕様となって
るらしい。…らしいと云うのはこの艦はその仕様自体が機密扱いだからです。
. 限定ながらも詳しく知りたい人はウィキペディア参照の事。
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